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ローマの休日

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1953年の公開であるにもかかわらず、その存在は今の時代においても多くの方々が不朽の名作としてあげているのがこのローマの休日です。主人公はオードリー・ヘップバーン演じるアン王女です。

ヨーロッパの王室の王位継承者という身分にあるアン王女ですが、親善旅行で欧州各地を訪れており、その訪問先のひとつがローマです。
しかしながら公務があまりにもハードスケジュールであり、疲れきっていました。
そのため、夜にこっそりとローマの街へと繰り出すのですが、ベンチで休んでいるとたまたまアメリカ人の記者が通りかかり、それが王女であると知ります。

そして、仕方なく自らのアパートで休ませるわけです。
そんな流れの結果として、記者とアン王女の1日限りの恋を描いていく映画です。

このようなありえない状況から始まるストーリーなのですが、誰もが羨む身分にある人物の心のうちを描いた作品であり、とくに女性からは多くの支持を得ている映画と言えます。

そして、ローマへの観光客を多く呼んだ映画でもあるのです。
たとえばトレビの泉や真実の口など、この映画を見たことをきっかけにローマの数多くの観光スポットにたくさんの観光客が集まるようになったのです。
観光前にみるべき映画とも言えるのではないでしょうか。

もちろん、ピュアな恋愛映画としても楽しめますので、この映画を見ていないということはかなり人生を損してしまっているとも言えますので、
今からでもまったく遅くはないので見てみることをオススメします。

108点・・・恋愛映画の王道的な作品です。オードリー・ヘップバーンの美しさも必見です。


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